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花の島の想い (ハーレクイン文庫)花の島の想い (ハーレクイン文庫)
(2011/06/01)
ノーラ ロバーツ

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今月MIRA文庫から再販された作品です。
<あらすじ>  
幼いころに両親が離婚して母親にひきとられたレイーヌ。パリの寄宿学校で孤独な生活を送っていたが、母の死を機に初めて父がハワイにいるのを知り、再会を決意する。ホノルルに着き、父の住む島への乗り継ぎ便に困っていると、居合わせた航空会社の男性が小型機で送ってくれることになった。だがディロンと名乗る彼は偶然にもレイーヌの父の共同経営者で、彼女の素性を知るや、突如として敵意をむき出しにした。「15年遅かったな、社長の道楽お嬢さま」蔑まれる理由もわからぬまま、飛行機は彼女を乗せて飛びたった。

私が読んだのはシルエットロマンス#191です。
<シルエットロマンスあらすじ>
あの人は、わたしを信じてくれないー。長年、行方のわからなかった父を訪ねてハワイにやって来たイレーヌは、そこで父の仕事仲間であるディロンと知り合うが、かれはことあるごとにイレーヌに敵対する。困惑するイレーヌ。ディロンは彼女が父親をないがしろにしたものと思いこみ、ハワイに来たのもお金目当てだと信じているのだ。イレーヌはかれに惹かれていくが、その気持ちを必死でおさえた。どんなに切望しても、信じてくれない男とのあいだに愛が育つはずがない・・・。
 
2つのあらすじを読むと展開を想像できますが初版が26年前なので訳がちょっと・・・「~しますのよ」といった気どった表現が最初は鼻につきました。世間知らずのヒロインがけっこうキツイ言葉でヒーローに反論するんですが、切ない、やるせない気持ちになる話でした。本来癒しとなるハワイの自然がヒロインが受けた心の傷を逆に広げていると感じてしまいウルウル、グスグスきてしまいました。以下ネタバレです。
ヒロインは父に捨てられたと思っているが、実際は手紙を書き、養育費を払い、毎年人形を贈り、年頃になると宝石まで贈っていたんです。しかし全て母親が自分のものに。そのことを知らないヒロインは母の負債を清算するために贈り物を売ってしまうんです。とんでもない鬼母母にとって自分はお金を得るための道具だったと知るんです。
そしてヒーローにとってヒロイン父は仕事仲間であり友人であり父親のような存在。その人を守ろうとするのは分かるけど、これでもかとヒロインを責める責める。ヒロイン父が娘を愛しているのなら15年もほっとかないで、自分から会いに来ればいいのにと思ってしまいます。ヒロインを一方的に責めるのは許せないですね。
再会したヒロイン父も娘を愛していても、大人になった娘に戸惑い素直に愛情が表現できないんです。ヒーローと楽しそうに会話したり、ヒロンイの面倒をヒーローに託して仕事に逃げてしまうのを見て自分は邪魔をしている、迷惑をかけていると思ってしまうんです。読んでいてヒロイン父の態度に一番腹が立ちました。
母の裏切り、ヒーローの罵倒、父の無関心。ヒロインにはトリプルパンチですよ。そのためヒロインは帰国を考えるが資金が乏しいのでネックレスを売るんです。ここからはお約束の展開。ヒーローはお金をもっているヒロインを見て、体を売ったと誤解しまた罵倒するんです。キレたヒロインは反論しないまま帰国。そして数週間後ヒーローがあらわれ・・・・

このヒーローしっかり謝罪しましたよ!
罵倒したあとで冷静になって謝罪しようとヒロインを訪ねるもすでに遅し。逆にヒロイン父の家政婦さんに絞られたそうです。(この家政婦さんが暖かくていい人なの。ヒロインの悩みを聞いてあげたりして)
最後にヒロイン父が迎えに行こうとしたこと、いっしょに暮らしたいこと、そしてヒーローのプロポースでめでたしめでたしでした。
2011.06.13 / Top↑
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